あるゴルファーの日記@Thailand

タイに住んでいるあるアベレージゴルファーの日記です。

つま先体重

シャンク病解消の手段として、ボールを見ずに身体寄りの地面を見るというのを実践してきたが、プレッシャーのかかる場面で、ボールを見ないで打つのは神経を相当使う。所詮は一時凌ぎに過ぎないし、もっと根本的な解決が必要だと、わかっていた。

いろいろ試しているのだが、先日の練習で、(あくまでも自分基準で)かかと体重にして、その上で、きちんと股関節を傾けてスイングするようにしてみた。このようにスイングすると腰が正しく回転するととともに、フィニッシュも収まる。あとで、鏡でアドレスのポスチャーを確認したが、形としては、特段、かかと体重を感じさせることなく、そんなに変な感じはなかった。

ずっと、正しく土踏まずのあたりに体重を乗せていると思い込んでいたが、どうやら相当のつま先体重になっていたのかもしれない。裏付けをとる上で、事後的にいろいろ調べてみた。すると中部銀次郎さん関連の本で、シャンクの原因について、つま先体重という記述があり、解決策として、かかと体重にしろと言うのを発見した。

つま先体重の結果、身体の軸が不安定になり、ダウンスイングで身体をボール方向にぶつけていくようなスイングになっていた気がする。身体の軸が動いてしまえば、ヘッドは元の場所に戻らない。かかと体重を意識して、軸が安定した一方で、何か力が伝わっていない感じがした。ただ、恐らくこちらが正しいのだろう。

以前、RCAのウチッパの先生にワンポイントで習った時、ボールに近すぎるという指摘があった。その時は言葉がしっくりこなかったが、恐らくつま先体重のポスチャーを見て、そういうアドバイスだったのかもしれないと、今になり思った。

自然とアドレスがつま先体重になってしまった理由としては、普段の歩き方からして、つま先で早歩きする感じなのも影響していると思った。今は改善するべく、歩き方を意識して、かかとに体重を乗せて、胸を張る感じで歩いている。全然早く歩けない。タイの場合は、いろいろ地面に潜んでいて、危険でもあるが、意識して歩くようにした。あとは、足首関節の硬さもある。足首関節と股関節を柔らかくするための簡単なストレッチを始めた。

今週末、7月の合宿。ロイヤルラチャブリ、そして、珍しく高級路線のチャアムのブラックマウンテン。さて、実践でどこまで出来るか、、な?