あるゴルファーの日記@Thailand

タイに住んでいるあるアベレージゴルファーの日記です。

タイカンの印象

イカンは、ペニンシュラホテルの経営を離れ、タイローカルの会社運営となったとのことだった。それに伴い、サービスが少し雑になったと聞いていたが、前回、ビジターラウンドの時、自分は全く感じなかった。そのラウンドで、缶ビールタブに貼ってあった輸入通関シールが剝がれていないのを見て、「おい!」と怒声を茶店店員に浴びせている日本人(タイ語が話せてなかったので、出張者もしくは観光客?)シニアを見た。シールしたまま客に出すのは、けしからんということなのだろう。もしかしたらペニンシュラ時代を知っていて、その当時は、シールを剥がして売っていたのかもしれない。どうでもいいことだが、ふと、そのレベルで雑になったということなのかと思い、コメントをした人のことを思った。(苦笑)

余談だが、その客が、カウンターから離れた時の女性店員の切れそうな、客をにらむ目が、印象に残った。客は、キャディに飲み物を奢っていたが、店員は、そのキャディに当たり散らしていた。その後に飲み物を買った自分には笑顔だったが、顔が強張っていて、怖かった。

クラブハウスファシリティ(シャワーとか)に多少古さは出てきたが、全体のホスピタリティは健在。キャディチップ以外、ラウンドや食事中、日本並みに完全キャッシュレスになっているのには驚いた。会計は、後で精算。

肝心のコースコンディションは、最高。フェアウェイの芝質が厚く球が浮いている感じがある。ここでばかりやっていると、下手になりそう。(笑)

ラフはかなり粘っている。タイカンで最も厄介なハザードだろう。少しでもボールが埋まったライだと特に寄せの距離感が難しい。グリーンは、かなり速かった。表示を見ていないが、感覚では10++な感じ。ジェムスに戻った時、タッチが全く合わなくなった。

個人的には、ローカル色の強い、日本人があまりいないコースが好きだが、それは別にして、風格がある名門コースということを認めざるを得ない。雰囲気も含めて、このレベルを長年維持しているのは凄いと思った。20年前にラウンドした時に感じたこととあまり変わらない気がする。ジェムス同様に歩きラウンドが今でも選べるのも良いと思った。

ゲストフィー高すぎなので、誰かを誘うのは憚られる。結局、この知人と平日早朝に回るのがほとんどとなりそう。今年は、あと1回。