たまには仕事のこと。言葉は悪いが、客あしらいという言葉がある。客あしらいの巧拙は多分に経験値の差がものを言う。若いうちは、客あしらいが稚拙なため、実際は何も悪くなくともトラブルになったりする。若い人を見ていて可哀想になることもある。ただ、経験させなければ上手くならないので、口も出さずにじっと耐えている。 すべてが型どおりマニュアルどおりというわけにはいかない。 固まる、固めるには早すぎる。 流れ作業のように効率を追求する仕事ではない。瞬間、瞬間に いかに相対する顧客のために仕事をするという感覚になりきれるかだと思う。馴れ合いはきかない。それがこの仕事の肝であり、醍醐味でもある。こちらにとっては、多数のうちの一つでも向こうにとっては1対1なのだから、形式的な対応をすれば 顧客に簡単に見透かされる。たとえそれがメールであろうと真剣に顧客と向き合う気持ちを忘れてはならないと思う。
ということを若い人に伝えたいと思うのだが、経験をしてもらって自ずとわからせる以外にあるまい。言葉で伝えたのでは、上滑りするだけで重要な部分は伝わりはしないだろう。ここまでを読み返してみてもなにか違う気がする。言葉ではうまく表現できない。
感覚としてわかるには経験値を積む必要があり時間がかかる。場合によっては過程で顧客も失うかもしれない。
自分も覚悟が必要(^_^;)
いずれにせよ、可能性を秘めた若さというのは羨ましい。