あるゴルファーの日記@Thailand

タイに住んでいるあるアベレージゴルファーの日記です。

キリマヤ

2週間前、繁忙期が終わったと思ったのは自分の錯覚だった。強烈な揺り返しがあり、最後の最後まで激戦だった。途中、スタッフの引き抜きや、プレッシャーに耐えかねたマネージャーの号泣、激昂した税務署長の対応等、様々、発生。長時間労働で、自分の肩や背中は、パンパンに張り、自分の身体ではないようだった。

繁忙期は実質金曜日で自動的に終了した。気力も同時に尽きたところで、すでに億劫だったが、打ち上げを兼ねてキリマヤへ。土曜日はスパでアロママッサージ。日曜日はゴルフ。ラウンドする元気も、当初なく、ゴルフクラブを置いていこうかと思ったくらいだが、どうにか土曜日には気持ちが少し持ち直した。日曜日、距離測定器も何も持たず、ただ、ぶらっと来た感じでラウンドに出た。風が例によって強かった。

ゴルフ場は、自分を入れて2組しか予約がなく閑散としていた。ラウンド中、他のプレイヤーとは全く会わず。グリーンは激遅、パットは伸びた芝の芽のせいで全く入らなかった。ただ、スコアなど、どうでもよかった。人気のないゴルフ場が妙にさすらっているような旅愁を誘った。仕事で乾ききった心に沁みた。