あるゴルファーの日記@Thailand

タイに住んでいるあるアベレージゴルファーの日記です。

初バンサイ

タイに11年いて初バンサイ。こんなにバンコクに長くいて近場で行ってないの?というところは、軍関係を除くと、他に有名どころではサーミットウィンドミル、ヴィンテージ、クルンテープクリタくらいか。。。どうしても行きたいというわけでもないのでそのまま放置になってしまっている。ちなみに軍関係のゴルフ場も特に理由はないが、全く行っていない。

バンサイについては前から評判が高く、特にクラブハウスやCコースが出来てから評価がさらに高くなり、気にはなっていた。値段も昨今の相場を考えるとものすごくリーズナブルである。Cからスタートしたが、まだ若く木も育っていない印象。リバーデールやシンハーパークのような感じだった。ただ、随分、雨季でも酷使されているせいかフェアウェイは荒れ、グリーンは砂が入っており、至極残念。次のAは全く印象が変わり林間コース。コンディションはよくかなり楽しめたが、途中の誤球や様々なアンラッキーが重なり、リズムが完全におかしくなった。ダボが止まらなくなり、後半のスコアは残念な結果に。他の面ではレストランの料理は美味かった。不満は、もう少し人が少なければということと(無理か。。)、バックが重いと不満を言い募る無愛想なキャディにあたってしまったといったところか。(ちょっと辛かった。)いずれにせよ、リベンジで、もう一度行きたいコースの一つになった。

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今日の同伴者は、事務所のお客さんだが、このブログの読者、かつ、日本人会ゴルフ部のアスリート系の人たち。プレーぶりや言葉の端々にゴルフとそれに関連するすべてを愛してやまないということが理解できるような人たち。ただ、全く悪気は無いのだろうが、よくしゃべる、自虐も含めて口も悪い。自分は仕事は別にしてあまりしゃべる方でないので、聞き役で、面白がって聞いているが、同伴者のゴルフスタイルによっては好き嫌いがでるだろうなと思う。しかし、自分のプレーになると突然、切り替わり、安定したショットや時に凄まじいショットを打つ。それがこの人達のそもそものゴルフのスタイル、流儀なのかとも思うが、その切替、一瞬の集中力は凄いと思う。実際、1人は軽口を叩きつつ1アンダーの70でまわった。

そのうちの1人は、会社から好きなだけタイにいて良いと言われている人で、自分と同じでこれからも長くいるのだろうなと思っていたが、60歳となり来年くらいに本帰国する決断をしたという。最近、無性に日本で奥さん(や犬達?)と暮らしたいと思うようになったとのこと。家族で滞在中はなんとも思わなかったが、自分も同じく、単身で1年が経過し、最近、時々、無性に日本に帰りたいと思うようになった。犬達はいるが、アパートに帰った時の家族不在の違和感に依然として慣れない。むしろその違和感から心の澱のようなものが溜まっていくのかとも感じられる。日常から脱却するために無性に旅に出たくなったりして、実際に旅に出てリフレッシュするが、結局、日常に対して非日常をぶつけることによる対処療法であり短期的な効果しか望めない。ましてや、日常の不完全性を補うものでもそもそもない。自営であり、後継者も今のところいない以上、もちろん1年でこの状態に音を上げるわけにいかないが、この一種のホームシックをどうしたものかと、最近、思う。