やるべき仕事が溜まって圧し潰されそうな時、全体を見ることは放棄して、まず取り掛かりやすい目先を一つずつ丁寧に潰す。面倒なものを目前にしたり、客の我儘に切れそうな時でも感情を圧し殺し、とにかく目先、目先をコツコツとこなす。目先、目先に集中していると、ある時を機に、ふっと切迫した状況の圧力が緩みだす時がある。その時が反転攻勢の時。一気に畳み込むように終わりに持っていく。これがいつもの繁忙期の終わりのパターン。今年の繁忙期もそろそろ終盤。全体的に圧力が弱まりつつある。そろそろ反転攻勢の機は熟しつつあるように思う。
自分のゴルフのパターンも似たような感じ。だいたいは最初の頃に大叩き。大叩きをして、ようやく気持ちにスクランブルがかかる。(遅いが。。。)
もはやスコアは考えず、悪いショットの中でひたすら目先、目の前のホールをボギーで凌ぐことに集中する。気持ちを切らさず、悪いショットにも心を乱されず、ホール、ホールをボギーで凌いでいると、徐々にショットが安定し、キレだす。結果、パーやバーディが連続できて挽回する、こんな追い込み型のパターンが多い。
仕事で反転攻勢を窺う時、あるいはゴルフがリズムに乗り出しショットがキレだす時の自分の精神状態が、結構、好きかもしれない。