あるゴルファーの日記@Thailand

タイに住んでいるあるアベレージゴルファーの日記です。

セカンドトライ

この言葉を聞かされたのは東京で働いていた頃。当時の上司から聞かされた。ちょうど仕事がテンパっていて、担当監査クライント数社が潰れるかどうかの瀬戸際にあり、毎日、帰宅できず、カプセルホテル泊が定着していた。気がつけば、ハァハァと溜息ばかりついていた。それを見かねたと思われる上司から、「○○よ、セカンドトライという言葉を知っているか」と訊かれ、この言葉の意味を教えらた。真偽は不明。

アメフトのランニングバックが一流かどうかはこれができるかどうかで決まる、タックルされて倒されそうな時に身体を回転させ、あるいは手を伸ばしながら数ヤードでもいいので距離を稼ぐ技術、才能。三流プレイヤーはタックルですぐ倒されてしまう。上司が言いたかったのは、心身ともに危機的状況にある時にその人の真の実力が試されるということだろう。この言葉を聞いて、誇りと自信を取り戻し、何とか乗り切れたのを覚えている。

繁忙期に突入。当時と比べれば何ほどのものでもないが、ふと、この言葉を思い出した。