あるゴルファーの日記@Thailand

タイに住んでいるあるアベレージゴルファーの日記です。

疲弊の果て

世間の日本人はすっかりお盆休みモードだが、特殊なプロジェクトを2件抱え、深夜(午前0時過ぎくらいまで)残業が続き、心身ともに疲れている。今日もよほどキャンセルしたかったが、こちらから誘った顧客との約束であり、こちらの都合で休むのも失礼だと思い、強行。。。。何とか80台をキープしたが、実際のところ全く心ここにあらずで凡ミスも多かった。

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仕事で自分を優秀だと思ったことはない。実際、優秀だったらタイでくすぶってなどいないだろう。(苦笑)ただ、自分が信頼を寄せる幹部(タイ人)については物足りなさを禁じ得ない。定型的な契約業務であれば何も心配はいらないが、期待しているのは非定型業務、乱戦での強さ。道を切り開く強さ。力技、正面突破だけでは決してうまくいかない。乱戦下でも構想力を持って道筋をたて、そこに集中的かつ忍耐を持って自分自身とスタッフの資源を投入するそのリーダシップと力強さがない。エクセル等のツールの使いこなしも不十分だ。(特にデータベース的な使い方。)40代後半の自分のほうがよほど詳しいというのはいただけない。もっともツールから出た結果に対するイメージ力がない方が致命的か。異常値が抽出された時に、この会計データを入れた人が何を考えていれたのか想像できなければ、それを修正して突破することはできない。この業界に入って20代から激しい乱戦を戦い抜いてきた自分との経験の差が違いすぎるのか、ないものねだりなのか。乱戦をくぐり抜けた尊敬するべき戦友としての共鳴、共感をあまり感じないのは残念でならない。このアマゾネス組織をどのように考えるべきなのか、扱うべきなのか悩んでいる。

今回、1プロジェクトは頓挫。しばしユルユルと進みながらの来年の再開が決定。もう一つは、延長戦で、結局、自分で突破口を切り開いた。あとは終戦に向けて進むだけ。久々の本気モードだったため、反動の欝が恐ろしい。昔はよく悩まされた。

事務所の移転問題や、スタッフ同士の口論等、経営者としての問題も山積。望んだこととは言え、プレイングディレクターは、かなりしんどい。限界までは、まだ余裕があり、挫けることはないが、それにしても悩みを共有できず孤独すぎる。。。経営者とはこういうものなのかと、改めて思う。

今日は早く寝て、明日は、お気軽な仲間とラウンド。今の状態でスコアを追うのは無理なので、少し気分転換が出来れば良いと思う。