あるゴルファーの日記@Thailand

タイに住んでいるあるアベレージゴルファーの日記です。

旅に出る

日々、仕事に追われているとだんだん心がよれてくる。大したことはないのに腹が無性にたったり、顧客と話をするのが億劫になったりする。もともと電話嫌いだが、電話が鳴るとうんざりした気分になる。メールを開くのが怖かったりする。心がよれる、擦り切れるというのはこういうことを言うのかと思う。

週末ゴルフはあるものの、だんだんそれだけでは繕い切れなくなってくる。で、今まで月に1回程度は旅に出るようにしていた。日本にいた頃はゴルフもしなかったのでバイクでツーリングに行ったり、結婚してからはバイク禁止となったので車でドライブを楽しんだりした。懐かしいが、伊豆の方を走るのが好きだった。日本では、そうやって心のよれを繕っていた。タイに来てからはゴルフ好きの仲間たちや家族とひたすらゴルフ旅行。最近、困ったのは、そうゆう旅の道連れがタイにいなくなってきていること。仲間は本帰国が増加し、家族も子供の就学にあわせ帰国。

以前、日本でバイクツーリングしたりドライブしてたころは独りも多かったことを思い出し、別にゴルフ旅行でも一人で良いかと思い直した。これから仲間を募ってスケジュール調整していたら、さらに時間がかかる。

で、今回はリゾート地のキリマヤに来た。

Kirimaya 1

バンコクからちょうど200Kくらい。ゴルフ場は狭くて両脇はブッシュが続く。ボールがよく曲がる自分には不向きだが、ホアヒンより一人向き。グループだと気にならないが、一人旅でホテルがしょぼいと惨めになり、気分も滅入ってくる。ここのホテルはホスピタリティが高く非日常を感じることができる。ファシリティ、アメニティもまずまず。ゴルフ場も値段のせいかガラガラのことが多く、一人で回れる可能性は大きい。

今日、土曜日はラウンドをいれず、スパで癒されようという企画。残念ながら雨。カオヤイはすでに雨期の気配が濃厚。雨と土の匂いが混じった独特の匂い、気温もすでに結構低い。来る途中、ものすごい雷雨だった。チェックイン後、セットのアフタヌーンティー中に愛機と化したMac Book Airでこの日記を書いている。アフタヌーンティーは甘く見ていたが結構本格的なものだった。

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明日は、ショットの結果に一喜一憂せず、ゆっくりラウンド。

翌日、目論見通り、1人でラウンド。7時30ティーオフで9時40分ころには終了。

調子はあまりよくなく90代中盤のスコアだったが、景色を楽しみながらラウンド。ジャックニコラウス設計のもちろん人工的なコースだが、時々、大自然の中に神々を感じる。

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以前に比べると敷地内の宅地開発、コンドミニアム開発が進み、少し悲しくなった。

スイング的には途中、インサイド・アウトがきつくなりチーピンや引掛けが出だした。下半身始動でしばらく惰性で下ろしたあとヘッドを上から入れる(下から入れない)ように感覚を変えたらだいぶ良くなったが、それでもフックが少しきつかった。この弾道で安定すれば計算はできるのだが、次回、どうか。。。

当初の目的通り気分はリフレッシュ。これからバンコクに帰投。